西の湖

TVで、中二病(ちゅうにびょう)という言葉を初めて聞いた。

ネットで調べてみると、興味深い言葉である。それによると「中二病」という病態として定義したのは『女医』伊集院光博士とのこと。
中学2年生(14歳前後)で発症することが多い思春期特有の思想・行動・価値観が過剰に発現した病態である。多くは年齢を重ねることで自然治癒するが、稀に慢性化・重篤化し、社会生活を営む上で障害となることがある。様々な症状が確認されているが、共通するのは自分を良く見せようとする自己顕示欲、あるいは自己陶酔、少年期による心の悩みなどである。個々の症例において特徴的な症状が存在するため、注意深い観察が必要である。「本当の自分を探す」等と言いはじめたら危険。即座に治療を開始する必要がある。外科的治療、薬物療法は適応ではないらしく、ほとんどは自然治癒するが、中二病をこじらせた場合は高校を卒業しても完治せず慢性化した場合、カウンセリングによる治療を行う。なお、中途半端または過剰な治療行為は中二病の次の段階である高二病にかかる危険性がある。
「中二病」は以上のように、元々は「中二ぐらいの思春期の頃の背伸びした行動」という意味が原義であったが、概念が流行した末に広く言葉が乱用されてしまった結果、現在では単なる蔑称としての意味合いが強くなっている。

おまけに、高二病というのがあるようだ。

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by sixjump | 2013-09-01 10:12 | Trackback | Comments(0)
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